成長期からローヤルゼリーを摂取しても平気?
ローヤルゼリーには非常に豊富な栄養素が含まれています。
その栄養素はなんと40種類以上と言われており、少量の摂取でも非常に多くの栄養素を効率よく摂取することができるということで愛用している人も多いです。
そんなローヤルゼリーに含まれる代表的な栄養素のひとつがアミノ酸です。
このアミノ酸というのは自分の体内で作り出すことができるものと、体外から取り入れなければならないものとが存在します。
どちらも私たちの身体を構成しているタンパク質の元となる非常に重要な栄養素なのですが、
ローヤルゼリーは両方のアミノ酸を含んでおり、その種類は17種類にも及びます。
そのため完全食品という呼び方がされることもあり、私たちの身体の成長を助けてくれる非常に役立つものであると言えます。
そんなローヤルゼリーを成長期の子どもにも摂取させたいと思っている親御さんはとても多いようです。
成長期には特にこのアミノ酸の積極的に摂取する必要があるため、その他の栄養素もバランス良く摂取できることを考えると、確かに活用したいと思う気持ちはよくわかります。
しかし、ローヤルゼリーのパッケージやラベルには「6歳未満の幼児への摂取は避ける」という表記がされています。
なぜかというと、ローヤルゼリーは蜂蜜同様、ボツリヌス菌が混入している可能性があるからです。
このボツリヌス菌は大人が食べてしまっても全く問題はありませんが、内臓が未発達である幼児が摂取することで重大な感染症を引き起こしてしまうことがあります。
そのためある程度内臓が発達し、免疫力がつくまでは摂取を避けるようにとされているのです。
また、アレルギーを持っている人が摂取することでアレルギーが悪化したり、重篤なアレルギー反応を起こしたりする可能性があります。
幼児のうちは、アトピーや喘息などの強いアレルギーを持っている子も多いため、そういった子は特に年齢が過ぎていても摂取は避けたほうが良いかもしれません。
どうしてもという場合は、かかりつけ医に相談してからにしましょう。
小学校へ上がる頃になれば免疫力もつき、ローヤルゼリーを摂取しても大丈夫になってきますから、健康のために少しずつ摂取していくのも良いかもしれませんね。
ただ、大人でも食べづらいという人が多いローヤルゼリーですから、牛乳やジュースと一緒に飲むなど、美味しく摂取できる工夫をすると良いでしょう。