ローヤルゼリーによる病気の予防と改善 動脈硬化
非常に豊富な栄養成分を含むローヤルゼリーは動脈硬化の予防にも効果があります。
一般に40歳以上のほとんどの人が動脈になんらかの硬化性の変化があると言われています。動脈硬化は動脈が老化に伴って弾力性を失い硬くなり、動脈に様々な物質が沈着して血管が狭くなって、血液が滞る状態のことです。血液が流れなくなると心臓や脳に酸素や栄養が運ばれなくなり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。
最近では動脈硬化を引き起こす要因として脂質異常症、高血圧、糖尿病、喫煙、高尿酸血症、肥満、ストレス、遺伝などがあげられています。
ローヤルゼリーには動脈硬化に作用する成分が数多くありますが、その中でもγアミノ
酪酸・アセチルコリンには、血管を拡張する作用があり、血流を良くして動脈硬化を防ぐのに効果があります。また、パントテン酸には、血管壁にたまっているコレステロールや中性脂肪を取り除く働きがあります。コレステロールは肝臓から分泌されるリポタンパク質の過剰分泌が原因で高くなり、高コレステロール血症(脂質異常症)が引き起こされます。ローヤルゼリーに含まれるパントテン酸はリポタンパク質の分泌を抑制してくれ、コレステロールの増加を防いでくれます。
また、ローヤルゼリーにはイノシトールというビタミンBの複合体がたっぷり含まれています。このビタミンが肝臓の脂肪代謝を良くしコレステロールの沈着も防いでくれます。
動脈硬化は高血圧から起こることも多いため、高血圧の予防が動脈硬化の予防にもつながります。ローヤルゼリーには血圧を調整する作用があり、特にローヤルゼリーペプチドは血圧を上昇させる酵素の働きを抑制させる力があります。
また、糖尿病も動脈硬化が起こりやすくなる原因の1つです。糖尿病を改善することで動脈硬化を防ぐことができます。ローヤルゼリー特有のデセン酸はすい臓のインスリン分泌を刺激し、体内の糖代謝をサポートしてくれます。また、インシュリンの生成にはビタミンB6が欠かせませんが、ローヤルゼリーには豊富なビタミンB群が含まれていますので糖尿病の予防や改善に効果的です。
ローヤルゼリーに含まれる栄養豊富な成分は、自律神経を整えストレスを緩和し、気分の落ち込みやうつなどにも効果あります。ローヤルゼリーを毎日の生活に取り入れて動脈硬化や高血圧、糖尿病など病気の改善に役立てましょう。