ローヤルゼリーの飲み合わせ(コラーゲン)
アンチエイジングや美容のためにローヤルゼリーとコラーゲンを一緒に摂られて人もいるのではないでしょうか。
また調整ローヤルゼリー商品の中にはコラーゲンが配合されているものもよく見かけます。
美しくなるためにこの2つはどのように働くのでしょうか?
1.コラーゲンとは
コラーゲンは皮膚や骨、血管などの壁にたくさん分布しており、組織を支える役目をしています。
人間の身体は水分が約60%、タンパク質が約20%、脂肪が約15%、残りが無機質でできていますが、そのタンパク質のうち約30%はコラーゲンでできています。さらに、体内に存在しているコラーゲンは皮膚に40%、骨や軟骨に約10~20%存在しています。
コラーゲンは細胞同士を結びつけ、支え、外との境界線を作る働きをしています。
若い時には体内で十分で生成されますが、20歳をピークに減少し、外部から意識的に摂取しなければいけません。
コラーゲンは人が摂取する食べ物がアミノ酸やペプチドに分解され、腸で吸収されることにより、コラーゲンの生成成分として蓄えられます。
その後身体の中で再びタンパク質の合成が必要に応じて行われます。
そのためには必須アミノ酸がバランスの良く含まれているタンパク質も一緒に摂る事が必要で、タンパク質が不足すると、新しいコラーゲン生成や古いコラーゲンの分解がうまく行われません。
コラーゲンを摂取する事は、コラーゲンの材料を補給することとしての意味もあります。
また、体内でコラーゲンを効率よく生成するにはビタミンCも必要です。
2.ローヤルゼリーとコラーゲンの相乗効果
ローヤルゼリーにはタンパク質を始め、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
なかでも水溶性ビタミンの一種であるパントテン酸はビタミンCの働きをサポートし、そのビタミンCがコラーゲンの生成を助けます。その結果、肌の健康に必要なコラーゲンが増え、美肌に繋がります。
さらにコラーゲン生成には補因子として鉄も必要ですが、ミネラル分の豊富なローヤルゼリーには鉄も含まれています。
また、ローヤルゼリーにはコラーゲンを構成している必須アミノ酸を含んでおり、一緒に摂取することでお互いがタンパク質の原料となるアミノ酸を補ってくれます。
ローヤルゼリー自体には類パロチンという成分があり、これは若返りホルモンといわれているホルモンの一種であるパロチンに似た成分です。
身体の中の細胞組織の修復や皮膚、筋肉、目の粘膜だけでなく、身体のあらゆる器官を強くし、細胞の修復や再生を図ります。類パロチンが肌にハリを与えてくれるので、コラーゲンと共に美肌やアンチエイジングに効果があります。
コラーゲンをローヤルゼリーと一緒に摂ることによって、より効率よく美肌作りやアンチエイジングをしていきたいですね。