ローヤルゼリーを飲まないほうがいい人
ローヤルゼリーは自然界で作られた天然成分で栄養素がとても豊富です。
安全性も高いものではありますが、万人が万人に効果があるかと言われるとそうでもない場合もあり副作用が起きる場合も稀にあります。
ではローヤルゼリーを飲まないほうがいい人はいるのでしょうか?
副作用の観点から見てみたいと思います。
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1.食品アレルギーがある人
ローヤルゼリーの主成分はタンパク質ですので蕎麦や小麦、卵と同様アレルギーが起きやすい物質です。
日頃これらの食品アレルギーのある人は使用する前に主治医に相談することをおすすめします。
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2.花粉アレルギーがある人
ローヤルゼリーはミツバチが集めた花粉や蜜などから作られていますが植物は多岐にわたるため、その分多くの成分が含まれています。
中には花粉が混ざっている場合もあります。
花粉に対してアレルギーがある人は注意が必要です。
花粉に触れると赤く腫れる人や花粉によって重度のアレルギーのある人は飲む前に医師に相談してください。
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3.蜂アレルギーがある人
蜂に刺された経験がある場合、蜂毒への抗体ができていてローヤルゼリーの成分に反応するとアナフィラキシーショックを起こす場合があります。
10年以内に蜂に刺されたことがある人は摂取には注意が必要です。
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4.アトピー性皮膚炎の人
稀にですが皮膚の状態が悪化することもあります。
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5.喘息がある人
じんましんが出たり、手足がしびれたり、血圧が低下してきたりする症状がでる呼吸困難などを引き起こすことがあります。
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6.胃腸が弱い人
ローヤルゼリーには有効成分がぎっしり詰まっているので胃の弱い方には負担になる場合があります。
1日2回以上に分けて食後に飲む事をおすすめします。
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7.妊娠中、授乳中の人
ローヤルゼリーは食品ですので妊婦の方も飲むことができますが、稀に黄体ホルモンの分泌に異常を起こす場合もあります。
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8.6歳未満の乳幼児
はちみつと同じようにローヤルゼリーにもボツリヌス菌が混入している可能性があります。
ボツリヌス菌は大人が摂取する分には問題がないですが腸内環境が未熟でアレルギーを起こしやすい乳幼児には非常に危険性が高いものになります。
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9.ワルファリンカリウムを使用している人
ワルファリンカリウムは血液の凝固を防ぐ効能があり、血栓などで血流が阻害されている際に利用されている成分です。
ローヤルゼリーはワルファリンカリウムの働きを促進する作用があります。
一見いいように働きそうですが血液凝固作用が低下しすぎると、怪我をした際にも血が固まらず、出血を抑えられなくなったり、傷の直りが遅くなる場合があるため併用は避けます。
ローヤルゼリーは天然成分ですし、必ずしもアレルギーを引き起こすわけではありません。
体調や体質によっても異なります。
医薬品ではないので重篤な副作用があるわけではありませんが、まずは少量ずつ試す事をおすすめします。
また、最近ではアレルギー反応を引き起こしにくい商品の開発も進められているそうです。
ローヤルゼリーは継続することで効果が実感できますので、副作用に心当たりがある人はぜひ少しずつ試しながら取り入れてみてはいかがでしょうか。