ローヤルゼリーの体質・体調改善 強迫観念軽減
戸締りや火の元栓を確認したり、手を何度も洗ったり、不安やこだわりが度を越してきているように感じる方はいませんか?
もしかすると、強迫性障害になっているのかもしれません。
ローヤルゼリーにはこのような精神病を治療することはできないかもしれませんが、改善し軽減する効果があることが分かっています。
1.強迫観念が起きる原因と症状
ある特定の考えが自分の意思に反して繰り返し浮かび、抑えようとしても抑えることができない強迫観念と、そのような観念を打ち消そうとする無意味な行為を繰り返す脅迫行為をあわせて、強迫性障害と言います。
日頃まじめで几帳面、完璧主義、倹約家、頑固な性格の人に多く見られ、徐々に発症していき、そのうち約3割の人がうつ病を併発しています。
発症年齢は幅広く、男女とも児童期から老年期までに及びますが、最も発症年齢が多いのは15歳から40歳です。
強迫性障害の症状としては自分でもばかげていると思いながら脅迫行為を繰り返ししてしまうことです。
強迫性障害は神経症の1つですが、脳の障害だけでなく、トラウマになる事故や失恋などショックな出来事がおきたり、親から刷り込まれた思考概念などが原因の場合もあります。
脳に問題がある場合は、大脳辺縁系や大脳基底核などの脳内の特定部位の障害や、神経伝達物資のセロトニンの調整が効かなくなる場合、あるいはドーパミンの影響によるものだと言いわれています。
また、強迫性障害を発症している脳内ではヒスタミンという脳内伝達物質が高いこともわかっています。
2.強迫観念軽減に対するローヤルゼリーの有効成分
ローヤルゼリーを強い不安行動を示すモデルに与えたところ、投与量が多いほど不安が解消されているという結果があります。
また、ローヤルゼリーの投与量が多いほど、脅迫症状が改善されています。
(引用元:山田養蜂場 2008年度みつばち研究助成基金採択研究/岡山大学大学院)
特に次の成分が有効であると考えられます。
・ビタミンB1
疲労回復効果や筋肉や脳に働き生命維持には欠かせません。
不足すると精神状態が不安定になりイライラします。
・メチオニン
肝臓から老廃物や毒素を除去する作用やヒスタミンの分泌を減らす働きがあります。
・ビタミンB12
アミノ酸の代謝に使われ、不眠やイライラ防止など神経の働きを改善します。
精神を安定させる作用があるセロトニンやトリプトファンを生成させる働きもあります。
・デセン酸
自然界でローヤルゼリーにしか含まれていないデセン酸には、間脳の働きを高めて正常に戻す作用があり、自律神経の活動やバランスを正常近くまで戻してくれます。
・ビタミンB6
神経伝達物質の生成に関わっており、不足すると神経の情報伝達がスムーズにいかなくなります。
また、トリプトファンと一緒にセロトニンの材料になります。
・トリプトファン
セロトニンの材料になるアミノ酸の1つで不眠症やうつ病の改善に有効な成分です。
・ビオチン
皮膚の強化に効果があり、ヒスタミンの元となるヒスチジンを体外に排出する効果があります。
3.ローヤルゼリーの効果を高めるには
ローヤルゼリーには三大栄養素をはじめ、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
ビタミンB群が不足すると不安や多動、神経質、うつ、疲労、心配などの症状が現れますが、ローヤルゼリーには10種類ものビタミンがあり、中でもビタミンB群が豊富に含まれています。
また、セロトニンを作るにはトリプトファン、ビタミンB6、鉄分の組み合わせが大切ですので、ローヤルゼリーと一緒に鉄分も食品から摂ることをお勧めします。
強迫性障害の克服には脅迫行為を行わないのが最も大切だと言われています。
ローヤルゼリーで強迫障害自体を改善するのは難しいですが、それに伴う不安感を緩和する効果に期待できます。
ローヤルゼリーで豊富な栄養素を取り入れながら、気持ちをリラックスして過ごしましょう。